愛用ボールペン
税理士試験でも司法試験(論文)でも筆記用具は鉛筆不可です。
多くの受験生がボールペンを使用するのですが、筆圧や握り方等でボールペンとの相性があります。
なお、司法試験受験生の中には万年筆を愛用している人も数多くいましたが、私はボールペン派でした(万年筆は私の握り方だと小回りが効かないのと、インク代=ランニングコストが高いため)。
税理士試験の時には、握る部分がゲル状のゴムになっているドクターグリップ(パイロット)を専ら愛用していました。
ドクターグリップはそれなりに良かったのですが、私の持ち方の角度が悪いのか筆圧が強すぎるのか、使い切る前にインクが出なくなる事が多々あり、また、書き味もそれ程良くないので税理士試験以降は使用していません(ゲル状のグリップ部分が太いのは良いのですが、私のペンの持ち方では小回りが効かないのです)。
司法試験を受験するようになってからは、普通の安いボールペンを数年間使用していました。
丈夫で汎用性があり、交通事故で握力が半減している私の右手でも力強くしっかりした字が書けました。
適度な固さのグリップも私のペンの握り方とマッチしました。
難点は、私の強い筆圧がダイレクトに紙に反映されるため耐久性がないことです。
最後に辿り着いたのはジェットストリーム(三菱)です。
ドクターグリップと普通の安いボールペンの長所を合わせた商品です。
何と言ってもインクが滑らかなので筆圧をそれ程必要とせず、また、適度に固いラバーグリップも付いているので汎用ボールペンと同じくしっかりと握れます。
インクが滑らか過ぎるので少々字が流れますが、4時間の論文試験でもドクターグリップや普通の安いボールペンほど手は疲れません。
結局、司法試験に合格するまで使用していました。
最近は長文を自筆で書くことがほとんど無いので、ボールペンに特に拘りはありませんが、それでもジェットストリームはいつもペンケースに入っています。