写真撮影
ホームページのリニューアルに伴って、当社のパンフレットを作ることにしました。
今まで当社を説明する資料が無く、お客様に「会社案内を持ってきてください」と言われるたびに、簡素なA4のレポートを差し出すばかりで、肩身の狭い思いをしておりました。
そこで、インターネットでパンフレットのレイアウトの相談に乗ってくれる業者を探し、約4ヶ月、ようやく完成にこぎつけ、あとは5年前から使っている顔写真を現状に変更するだけとなりました。
元来、写真撮影は大の苦手で、カメラの前でいったいどんな顔をすればいいのか、無理に笑顔をこしらえてみたところで、ただのニヤケたおっさんなのではないかなど、どうも乗り気がしませんでしたが、これも業務の一環だと自分に言い聞かせ、これもやはりネットで見つけた渋谷のスタジオに予約の電話を入れました。
小ぢんまりとしたスタジオに伺うと、まずどんな様子で写りたいか、明るさや背景の色、表情の感じなど、細かく聞かれました。しかし写真に何のイメージも持っていなかった私は、「お任せで」と言う他に言葉がありませんでした。
次にスタイリストが登場し、簡単なメイクと髪を直します。遊びで化粧品を顔に塗りたくったことはありますが、きちんとしてもらうのはもちろん初めてです。撮影中もしばしば登場して髪型を直したりしてくれました。
肝心の撮影は、「右向け、左向け、レンズをにらみつけろ、頭をかしげろ。」など降り注ぐカメラマンのポーズ指定に撮られるがままに、50枚近くも写してもらいました。
出来上がった写真はすぐにPCで見ることができましたが、自分の妙に気取った姿にかなり気恥ずかしい思いをし、なんだか自分の顔でないような気がしてなりませんでした。